トナリの王子サマ
「誰が重いの?全然軽いし」

「っ///」

この人は本当に…

嬉しいことを何でもすらっと言ってくれる。

王子サマなんだなぁ…



そして、家の前につくと、

「じゃあ、明日」

「うん、ごめんね…あと、ありがとう」


精一杯の笑顔で返した。

彼は少し私を見た後。


メガネを直しながら家に入って行った。

…かっこいいなぁ…


今日、一日で距離がうんと近づいた気がする。

でも…忘れてた!!


陽との距離は遠ざかったよぉ~…

私は明日、また頑張ろうと心に誓った。



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