はっぴーえんど
「だって…せっかく風架には童話の中に行ける力があるんだよ?

風架は赤ずきんちゃん助けれるんだよ?!」


「でも…むやみに童話の世界を変えちゃだめでしょ…」


「なんで!?
ハッピーエンドにしてなにが悪いの?!

ハッピーエンドの方が楽しいじゃん!幸せじゃん!!!」


「え…ちょ!風架ほんとに!?

だめだって…
そんなむやみに童話に飛んじゃだめだって!!!!!」



「いってきまぁす☆」





…という訳で

ふとした思いつきで赤ずきんちゃんの世界に飛んでいってしまった風架


残された瞬は

風架が入ってしまった童話を見つめることしかできないのでした。
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