君がいるから
女神様、それは解っているのですが・・・・
どうしてもあの子に会いたいのです・・・

女神様、どうか・・・どうか・・・・

キュウは自分の無力さに涙を零しました。

それを見た心優しい女神様は黙って姿を消してしまいました。


キュウは泣き崩れてしまいました。

会いたいのに会えない・・・自分ではどうしようもない無力感・脱力感・・・

そして、自分の雲のベッドまで歩いて戻り、横たわりながら色々と考えました。

色々と・・・色々と・・・

そして、一睡もせずに朝を迎えました。
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