【続】幼なじみは俺様王子。
「いいじゃない別にぃ!さぁ、早く行こっ♪」
愛チャンは猫なで声でそう言って、爽を無理矢理引っ張り、どこかへ行ってしまった。
「なんだったんだろうねあのふたり……」
愛チャンと爽の会話がよく分からない。
それと、お花見の時とは違いすぎる爽のあの態度……
なんか訳分からなくなってきたよ。
「引っかかるわねぇ……あのふたりのやりとり。まぁ、それは後で愛から聞くとして、あたし達はあたし達で楽しみましょ♪」
そうだよね。
別にそこまで気にすることじゃないし……
あのふたりにはふたりで何か事情があるのかもしれない。
「そうだね」とあたしは笑顔で頷くと、あーちゃんと園内へと向かった。