【続】幼なじみは俺様王子。
そして周りを見渡す。
他の学校の修学旅行生にカップル、家族連れと、幅広い年層の人々で賑わっている。
でもこれだけお客さんが入るってことは、そんな名前でも問題ないみたい。
「穂香!まずは、すぐ近くの超高速ジェットコースターへ行くわよ!」
「えぇ!? いきなりジェットコースター!?」
「もちろん!」とあたしの手を引き、先を急ぐあーちゃん。
「早くしないと混んじゃうわ!」
なぜか、あーちゃんはいつもより気合いが入っている気がする。
やっぱり遊園地ってなると、誰だって気合い入るよね。
自然と心が弾む。
よぉおおおしっ!
あたしも楽しむぞぉ~!
「はぁ……っ」
「つ、疲れた……」
ジェットコースターで叫びまくった次は、コーヒーカップで回りまくり、海賊船バイキングで……とあたし達は休む暇なく遊園地を満喫中。
「……ず、ずいぶん乗れたね! まだお昼前なのに」
右手の腕時計は、AM:11:00を指している。