【続】幼なじみは俺様王子。
「次はどこに行こっか!」
パンフレットをペラペラと捲るあーちゃんの隣で、あたしはバックの中からオレンジジュースを取り出した。
あーちゃんの分に買っておいた紅茶のパックも取り出し、あーちゃんに手渡す。
「はい。あーちゃん」
「穂香ぁ、買っておいてくれたのね!どうもありがと」
笑顔でそう言って、紅茶のパックを受け取った。
「さぁて。たくさんありすぎて迷うわねぇ……」
近くのベンチに腰掛けてあーちゃんの見ているパンフレットを覗き込む。
「どれどれ……」
ホラーハウスにメリーゴーランド、他にも興味をそそるようなアトラクションがたくさん。
あんなにたくさん乗ったのに、まだ半分も制覇してないのか。
なんかやる気出てきたぞぉおおおお!
「じゃあさ、次はここに……」
「ねぇねぇ、川島サン達」
あーちゃんの言葉を遮って、頭上から声が聞こえてきた。
あたしとあーちゃんは同時に顔を上げる。