【続】幼なじみは俺様王子。




「次はどこに行こっか!」


パンフレットをペラペラと捲るあーちゃんの隣で、あたしはバックの中からオレンジジュースを取り出した。


あーちゃんの分に買っておいた紅茶のパックも取り出し、あーちゃんに手渡す。


「はい。あーちゃん」


「穂香ぁ、買っておいてくれたのね!どうもありがと」


笑顔でそう言って、紅茶のパックを受け取った。


「さぁて。たくさんありすぎて迷うわねぇ……」


近くのベンチに腰掛けてあーちゃんの見ているパンフレットを覗き込む。


「どれどれ……」


ホラーハウスにメリーゴーランド、他にも興味をそそるようなアトラクションがたくさん。


あんなにたくさん乗ったのに、まだ半分も制覇してないのか。


なんかやる気出てきたぞぉおおおお!


「じゃあさ、次はここに……」


「ねぇねぇ、川島サン達」


あーちゃんの言葉を遮って、頭上から声が聞こえてきた。


あたしとあーちゃんは同時に顔を上げる。




< 111 / 324 >

この作品をシェア

pagetop