【続】幼なじみは俺様王子。
「これから一緒に行動しない?」
そこにいたのは、全く知らない男の子2人だった。
あたし達と同じ制服来てるから、うちの学校だと思うけど……
なんでいきなりあたし達に?
「俺、昔から川島サンのこと、いいなって思ってたんだ」
“だから今日は一緒に行動したいなぁって”
そう言って彼は笑った。
困って、あーちゃんと2人で顔を見合わせる。
「……ごめんなさい。一緒には回れません」
そう言ってお辞儀をしたのに男の子達は、しつこくて引き下がらない。
「人数は多い方が楽しいって! ねぇ、行こうよ!」
「で、でも……」
あたし達の手首を掴み、無理矢理に引っ張ろうとする。
「ちょっ……やめて!」
抵抗した瞬間、後ろからふわりと抱きしめられた。
甘い香水の香りがして、すぐに誰だかわかってしまう。
あたしの顔が火照るのと同時に、目の前にいる男の子達の顔が強張った。