Twen's
美由「タイミングが悪かっただけ。美菜の片思いの人は、付き合っちゃうし…しかも、あたしが香水をどこかにやったとか言うし…もう…最悪!」



あたしは説明しているうちに、何もかも嫌になって自分の部屋へ駆け出した



零「ちょっと、美由!」



零の言葉だなんて耳に入らなかった



〔バタン〕



部屋のドアを閉める…



美由「あたしだって…わかんないよ…」



あたしは泣き崩れた



なんでこんな事になったのか



防げなかったのか



もしこの後に何かあったらどうすればいいのか



いろんな事が頭の中をぐるぐる回って



わからなくなって、苦しくなった



綺麗に晴れた星空に向かってあたしは言った。



美由「美菜…今…あんたもこんな気持ちなの…?」
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