髪少女





いつも誰かしら挨拶してくれるのに、今日は誰1人として挨拶してこない。





あたしは、勇気を出して夕菜に声をかけた。





「…夕菜おはよう」





夕菜は一瞬こっちをちらっと見て、また目を逸らした。





「……おはよ未結」





それだけ言って、去っていった。




返事してくれて良かった…。




怒らせてないのかな?




でもみんな、いつもよりそっけない…。





< 6 / 30 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop