春夏秋冬

一度目の夏



陽射しが強くなる夏。蝉が毎日激しく鳴く大学のキャンパスで、優といつきは休憩していたが、何もしていなくても汗が出てくる。
「暑くなってきたな」
「うん…アイス食べたい…」
いつきは暑さ寒さに弱いくせに外で休憩したがる。まあ、授業の後の息抜きには外のほうがいいが、暑い…。
優は近くの自販機で炭酸ジュースを二つ買い、一つをいつきに差し出す。
「いつき、明日はどうするんだ?」
明日は休日。いつもはお互いのどちらかの家で過ごすか、どこかに遊びに行ったりする。
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