俺のワケアリ彼女



「涼ちゃんが好きなほうが生活しやすいでしょ?」




紅ちゃんが言う。




先生はどうやら紅ちゃんに勝てないみたい。




「どっちがいい?」




紅ちゃんが言う。




涼は・・・・。




先生のスーツを少し握った。




「涼・・・先生がぃぃ・・・」




「あたしが・・・・、壱に負けた・・・・!ああ!!」




紅ちゃんが机に倒れ込んだ。




びっくりしてそれを見ていた。




「まじかょ・・・」




先生が呟いた。




涼のこと・・・先生嫌なのかな・・・・。




「先生・・・涼・・・ぃゃ?」




そしたら、先生は少し笑った。




「嫌じゃねーよ」




そう言ったら保健室から出て行った。



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