俺のワケアリ彼女
「・・・」
喋らない涼。
俺はテレビを付けた。
アニメのやっているチャンネルを変えてニュースにした。
「・・・」
涼は何もしないでチョコンと座っているだけ。
・・・暗っ・・・。
こんな奴と飯食いたくねぇー。
「涼、風呂入ってこい」
「・・・ぅん・・・」
涼に俺の服を渡した。
涼はションボリとしていた。
俺はめんどくさいか聞かないけど。
「・・・」
涼が風呂のうちに、俺は片付けを済ました。
涼は髪をびしょびしょで出てきた。
まあ、服もデカイけどな。
「ちゃんと頭拭け!」
少し強く言ってタオルを頭にのせた。