僕等の透明な夏

靴を揃え、あたし達は家に上がった。

「勇介~!智也~!小夏ちゃん達来たよ!」

叔母さんは家中に聞こえるような、大きな声で叫んだ。

奥からタタタ、という走る音がする。

「こ、こんにちは!」

ひょこっと顔を覗かせたのは智也だった。

「え!智也!?」

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