僕等の透明な夏

「大丈夫だよ」

佑人は悲しそうな表情をしている。

『あっ、今日はクッキー焼いてきたんだっ』

「小夏」

『ん?』

「もうこここなくていいよ」

『な…んで?』

思わずクッキーの入った袋を床に落とした。

< 145 / 202 >

この作品をシェア

pagetop