僕等の透明な夏

ごめんの他に言葉が見つからない。

「キスしてくれたら許す」


『あ、あたしから…?』

「うん」

『無理だよ!』

「じゃあ許さない」

『そんな…』

佑人は目を閉じた。

唇はきゅっと閉められている。

『……』

< 182 / 202 >

この作品をシェア

pagetop