僕等の透明な夏

あたしの両耳は佑人の手で塞がれている。

『ゆ…と?』

佑人は安心して、とでも言うようににっこりと笑った。

心なしか安心できた。

あたし達はしばらくそのままでいた。

< 192 / 202 >

この作品をシェア

pagetop