僕等の透明な夏

あたしは佑人に回していた腕を離して言った。

『こ、怖くはないけど…落ちると危ないでしょ?』

「それ怖いって言うんだよ」

―ゴロゴロゴロ

肩がびくっと跳ねる。

ど、どうしようか~…

―『わっ』

その時、佑人に腕を引かれ、あたしは胸の中にすっぽりとおさまった。

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