アイシテル。
第二章

気になる人



次の日学校に行くと、

ショウはいつものように

あたしの頭をくしゃっとして

「おっス」って言ってくれた。


相変わらずのショウ。

それがちょっと嬉しかった。


そして・・・


「おーい、ばか」


・・・ん?

ばか?

誰がばかだって?


あたしはスルーして教室に入ろうとした。

その時、


「無視すんなや」


と、腕を掴まれた。

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