ミルクティー
あたしも負けじと龍のところまで(およそ5m)必死に泳いだ。

「お…やればできるんじゃねーか」

「…っ当たり前で、しょっ」

でも、頑張りすぎたのでちょっと息切れ気味。…ダサイかも。

ん?今の状況をよく考えてみると。

頑張って龍のとこまで泳いだ→でも、あたしは浮き輪に掴まってるわけではない→結果、龍の肩に掴まってる状態。

「ほら、浮き輪」

「浮き輪!」

もう顔は真っ赤の状態。今、水に顔つけたら水蒸気になるかも。

「莉緒…?どーした」

「なっ…なんでもないっ!」

言えるわけないじゃん!ドキドキしてるなんて!…緊張してたなんて!

「…具合わりぃなら早く言えよ」

さりげなく心配してくれてる。
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