先生、大好き 前編
夏休み
夏休みに入り、私は毎日先生のことを想い続けていた。
「先生…いますぐに逢いたいよ…」

先生無しではダメなほどになっていた。
「少しでもいいから先生の顔が見たい」
とはいっても写メがあるわけでもなく、やっぱり手段はメールしかなかった。

夏休み中、先生中毒になっていて夏休みの宿題を教えてとかしかなかったけど、そんなちょっとしたメールでも元気になれた。

学校に行けば夏期講習で先生が学校にいるから会えるけど、残念なことに私は夏期講習を取っておらず学校に行く理由がないから学校に行かなかった。
先生に逢いにために行くかとも思ったがその時には既に時遅し、お盆に入ってしまい、学校に行けなくなった。

夏休み中の約1ヶ月はとても長く感じられた。

やっと1ヶ月経ち、明日から学校!先生に会えると思うと、朝起きるのがつらかったがその日は辛くなくいますぐにでも学校に行って先生に逢いたい!
それだけだった。
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