約束
お葬式が終わっても
泣き続けるアタシに
亜矢が缶ジュースを買ってくれた。
一気に飲み干して
空を見上げた。
雲はゆっくりと
流れてて
綺麗な青空が広がってる
「亜矢ー・・・
アタシ、これから幸せになれる
自信・・・・・・・・
ない・・・・・よ」
「大丈夫だよ・・・
里桜なら幸せになれるって。
直哉君だって
里桜が悲しんでる姿なんて
見たくない筈だよ??」
「でも、直哉は・・・
居ないんだよ??
・・・・・・そんなの
・・・・・・
・・・・・耐えられないよ」
「里桜・・・・・
アンタの側には
アタシが居るから」
「亜矢ーー・・・」