お嬢様とお坊ちゃまの恋が見られる魔歌学園生徒会役員達♡
「かな、ごめんね。一人にしたかったわけじゃないんだ」
「なんで、わかるのよ!」
「かなの事なら、何でもわかるよ」
れんは微笑みながら言う。
もう、何回目だろう?
この、言葉を聞いたのは……。
でも、好き。
この、言葉がとても、好き。
「れん、ごめんね。私、みんなに嫌われちゃったと思ってた。でも、違ったんだね」
「当たり前だろ!」
そう言って、せまる唇。
私の唇に重なった。