お嬢様とお坊ちゃまの恋が見られる魔歌学園生徒会役員達♡
私は願ってはいけない事を願ってしまった。
そして、れんの唇が私から離れる。
嫌だ!
帰りたくない!
ずっと、一緒に……。
「じゃあ、またね」
一緒にいたいと願うのに、別れをつげる私の口。
「うん。じゃあね」
れんのちょっぴり悲しそうな声が響く。
私はそれを聞いてから、屋敷に向かって歩き出した。
嫌だ!
帰りたくない!
そう、思いながらも……。