等身大のあたし

 いつも生意気な、あいつ。

 いつもいがみ合う、あいつ。


 お母さんが言う。

 「あなた達は私から生まれた
  分身みたいなもなんだから」と。


 「分身だなんて思いたくない!」

 って思うけど。

 
 気が合うところはどこまでも合う。

 いなくなると寂しい。


 なんだかんだいっても

 やっぱり“きょうだい”なんだって

 実感するよ。


 どんなに喧嘩したりしても

 ずっとこんな関係でいようね。


 「あたし」の分身。。



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