シーツの上のブタ。
「【変生物探知機・ホントは○○ではない!?】……ネーミングセンス無くない?」
ダイスケはステンチーに言った。するとステンチーは怪訝そうな顔をし、こちらを見つめた。
「ダイスケ君さぁ、何を言うんだ。この光沢と言い、この見た目と言い……。嗚呼、答えになってないか。」
ステンチーはとりあえず、話しの続きをした。
「目的の対象が【ブタさん】と言ったけど、そもそもどうしてこの【ブタさん】が本当はブタでは無いと断定出来たか。……それを知りたいんだろ?」
ダイスケは頷いた。ステンチーは息を深く吸った。
「この【変生物探知機・ホントは○○ではない!?】には、山田信洋が造った例の機械で変身した生物を知る事が出来る機能がついてる。」