最強不良姫 ―黒蝶―

数分後には、あれだけ
(ざっと百人位)居た下っ端が
全員地に倒れていた。
「…弱いな。
こいつ等が県内トップだと?
ここの県は一体どうなっているんだ。」
…愛華は“美蝶”になると
(敵に対してだが)超毒舌になる事が判明。
「残念だが、下っ端で判断されちゃ困る。」
愛華の後方で低い声が聞こえた。
だが、愛華の殺気には負けた。
「私、下っ端の強さで
その族の強さを判断するから。
――水龍は、弱いな。」
愛華のその言葉で、
恐らく須々木であろう
その声は荒れた。
「は?俺達が、弱い?
…ハッ!!俺達も、見縊られた事だな。」
「…自意識過剰?」
呟く愛華の言葉は、
作者もおもtt(殴)
「はぁ!?
…あんた、ムカつくんだけど。」
今まで口を開いていなかった
…恐らく副幹部であろう女子が
イラついたように言う。
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