最強不良姫 ―黒蝶―
「ヒソ…貴方達は逃げて。
私は…」
愛華の囁いた声は、
そこで途切れた。
……女子が、愛華達に向かって
拳銃を構えたからである。
カチャ…
そんな音が、周りに響く。
「何をヒソヒソ言っているのかしらね?
…そんな事をしている間に、
撃っていくわよ?」
……なんと恐ろしい事を言うのだろう。
作者は自分で書いておいて
恐ろしくなってきt(殴)
…だが、そんな事は愛華には
効かないようだ。
「あら、そんな事はさせないわよ?」
そう言う愛華の唇は
ゆっくりと弧を描いていく。
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