好きじゃない
「……アキ!!」
まさかのご本人登場に少し驚いたけど、嬉しかった。
でも、嬉しいとか会いたかったとかは恥ずかしいので言わない。
あたしは「どうしたの?」といつものように聞いた。
「………」
アキは黙ってあたしの隣の席に座った。
そして、あたしが今している宿題を覗きこんでいる。
「宿題か。…するんだ、ちゃんと。」
「えっ?アキはしないの?」
「する気ないし!!めんどくさい。」
こんなにはっきり宣言されると何故か納得する。
確かにアキが勉強してる姿はあまり想像出来ない。