恋のチョコレートマジック
退屈な一日の授業を終えて、恵美とおしゃべりしながら帰ってきた。


「恵美、先に部屋に行ってて。私ケーキと飲み物持ってくから」


「じゃあお先におじゃまします!」


「あっ!飲み物何がいい? 家にあるのは、コーヒーと紅茶、それと緑茶くらいしかないけど」


「じゃあちょっとセレブな感じに、お紅茶をお願いするわ」


恵美が何やら気取った感じに言うから思わず吹き出しちゃった。


「あはは!それってセレブな感じなの?」


「いや、想像だから気にしないで」


そう言って恵美は私の部屋に姿を消した。
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