☆ムーンチャイルド☆
『運ぶの…手伝います…』
友希は壊れたロボットの手の方を持ち、ペネルは壊れたロボットの足の方を持った。
二人はロボットを引きずりながらも、廃墟と化した街を歩き、やがてビルの瓦礫に囲まれたマンホールの前にやってきた。
『このマンホールの下がワシの家であり、研究所である』
ペネルはそう言って、マンホールの蓋を開け、地下へと続くハシゴをロボットを引っ張りながら下りた。
友希もペネルの後を追うようにハシゴを下りた。
友希が下りたハシゴの先には、こじんまりとした研究所が広がっていた。
ペネルはロボットを様々な機器の並ぶ中央に運んだ。