約束 〜君との未来〜
〜第六章・いのち〜
りょうと1つになった事が嬉しくてある存在を忘れていた。

そう彼女の存在…

週末になり、今日はりょうの仕事の日。

だけど問題が起きていた。

同棲をしてたりょうと彼女さん。
別れ話を切り出したりょうに反抗して、りょうが家に入れないようにしたのだ。

それで1番困ったこと…

りょうの着るスーツが家にあるのでスーツを着れないこと。

私にはどうする事も出来なかった。

ただ、悲しかった。

私は彼女じゃない。
だからスーツ返してって乗り込む事もできない。

りょうに何もしてあげられない。

虚しかった。

それで事件が起きたんだ。

私がいなければ良かったの?
私がいなければ…

そう自分を責めはじめた。
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