”ただ、愛されたかった…”
第一章 障害
あなたがうけた悲しみを

 わたしは、知ってるよ…。


 何も助けてあげられずに…。

 ほんとうに ごめんね…。




 いつからか

 きづいてしまった。

 私の中のふかいふかい闇。

 なんにもないの。

 そこは、ほんとうに、何にもなくて

 ひろい真っ暗な空間に

 一人ぼっちなの。

 ただ、悲しくて

 どうする事もできなくて……。





  すべてを信じてた遠い昔。

  すべてが信じられなくなった過去。

   
    そして、今…。   
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