”ただ、愛されたかった…”


 「お母さん、私、歌手になりたいんだ。だから、オーディション受けに行くよ!

 歌う事が好きなの!表現する事が、好きなの!どうしても、やってみたいの!」

 瑠理は、母親に、歌手への夢の事を話した。


 「駄目!あんな、普通じゃない世界駄目!なりたくても、なれるわけ無い!

 お父さんが、生きてたら、悲しがる…。オーディションも駄目!」




 母親は、すごく反対した…。



 どうしても、母親に解って欲しかった…。

 自分の気持ちを、理解して欲しかった。

 本当は、応援して、欲しかった…。



 書類審査は、合格していた…。
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