チャーリーズエンゼルパイ6~慰安旅行に行こう~

いやな予感

ハワイ旅行は逃したものの、なんとか温泉慰安旅行はゲットしたシチロー達。



その旅行の前日の事だった…



シチロー
「添乗員がつかないってどういう事だよ!」



シチローは携帯で、この温泉旅行の旅行代理店の代表者と話をしていた。



代理店
『本当に森永探偵事務所の皆様には、ご迷惑をおかけして申し訳ございません…実は、担当する予定の者が急遽盲腸で入院する事になりまして…』



シチロー
「代わりの人は居ないの?」



代理店
『何せ、零細企業なもので…他の者は全て別の旅行の同行が決まっていまして…必要なガイド資料は、全てFAXでお送り致します!あと、旅館の食事等に付きましては、通常より豪華なものに変更させていただきますので…』



シチロー
「仕方ないな…わかりました!じゃあ~料理の手配はよろしくお願いしますね♪」



子豚
「かえってヨカッタじゃないの♪豪華な料理楽しみだわ♪」


てぃーだ
「そんな事ってあるもんなのね…」




旅行代理店では、電話を切った社長が額の汗を拭いながら呟いていた…



社長
「やれやれ…どの添乗員も、あの温泉だけは行きたくないってぬかしやがる…まったく困ったもんだ。」

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