【完】あたしとお兄ちゃん〜秘密の関係!?〜
「でも――」
怒ったように見つめる二つの瞳。
「チィは無自覚過ぎなんだよ。自分がどう見られてるか、わかってなさすぎ」
掠れた艶のある声に、言われたことも理解できないまま、目を泳がす。
そして、お兄ちゃんの手が頬に……触れた。
「その丸顔もなんか可愛いし。化粧のせいかな?」
か――、
可愛い!?
一気に体温が上がって行くのがわかる。
「それとも男が出来たから?」