生意気なBoy!
足を踏み入れたのはいいんだけど…
有名なマンモス校なだけに、周りはいかにもお金持ちって感じの子ばかり…
あたしって、場違い?
と、とにかく自分のクラス確認しなきゃ…
え~と…花園 雛…
はなぞの ひなっと…あっ!
『あった!』
クラスは3組かぁ~。
友達出来ればいいんだけど…
「……あなたも3組?」
「へ?」
隣にいたのは、綺麗で上品そうな女の子。
「そ…そうだけど」
そう言うと、女の子は優しく笑って
「私もなの、一緒に行かない?」
と言った。
学園生活一日目。
これは好調のスタートっ!