《完》極上☆SWEETS!!② 〜蜜色の凱旋門〜
『近くっつーか、たぶん真ん前。

表札あってるし』


「な、なんでわかったのよ?」


『前に、社長から世田谷のどの辺
か聞いてたの思い出して。

テキトーに高級住宅街っぽいとこ
走り回ってたら見つけられた』


「テキトーにって……」


じゃぁ、当てずっぽうでバイクで
走り回って。


今、あたしンちの前から電話して
きてるってコト!?


「疲れてるのに、なんでそんな
……」


『顔見て話したいからに決まって
んだろ。

で、出てくんのかこないのか
どっちだよ?』


「……………」


すぐには返事できなかった。


電話でだけなら、なんとか言い訳
し続けられるって思ってた。

でも、目の前に爽介がいたらと
思うと……自信がない。


今会うのは――少し怖い。



だけど―――。



「……待ってて。

急いで用意する」
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