秘 め ご と 。


「…眼鏡っ…痛い…」


経験したことのない激しいキスに眼鏡のフレームが、がちがち当たるのを感じた。


今まで散々、眼鏡外してって言っても外してくれなかったのに…



…先生は、躊躇することなく片手で眼鏡を外した。



キスの合間で先生を盗み見た。初めて見る眼鏡無しの先生。…寝てる時は見たけど。


切れ長の目により光を放つ綺麗な瞳。



…う、わ。



なんだか慣れなくて私は先生の顔をまじまじと見つめた


私にじっと見つめらるのが恥ずかしくなったのか


先生は、キスをしたまま私を抱き抱えるとソファーに押し倒した。



━ギシッ



大きく音を立て揺れる古ぼけたソファー。



眼鏡越しでなく、見上げる先生の瞳は薄暗い部屋の中でも妖しく光る。





< 87 / 218 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop