幸せよりも欲しいものは何ですか?
「卓斗君!?」

彼は私に気付いた。


『うわっめっちゃ久しぶりぃ!!元気みたいだね。たまに春樹から聞いてるよ。』


くっきり二重の優しい目。

ニコッと笑うと、どこか子供ぽい。

古着をオシャレに着ている。



『今何してたの?』

「ん…特にこれと言って無いけど。」

『何それ!』

卓斗はまた子供のように笑った。

『ご飯食べない?』

「うん、いいよ。」




私達は近くのカフェに入った。
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