幸せよりも欲しいものは何ですか?

私は会社近くのカフェで佐藤さんが仕事終わるのを待っていた。

もう夜で店内にはほとんど人は居なくて、とても静かで

落ち着くジャズが流れていた。


私は冷たいレモンティを飲みながら、窓の外に目を向けて

これからの自分を想像していた。



私はずっと結婚するのが夢だった。

料理も掃除も好きだから


家庭に入って、家族のために全力尽くして家事をしたかった。



佐藤さんとそういう暮らしをする姿を想像してみたら


幸せを感じた。


多分、静かな店内で
私1人幸せそうな顔してたり違いない。

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