爆走★love boy2
そう思ったけれど、私は黙ってナナミの後に続いた。



私たちは校門を抜けて、近くの喫茶店へ向かった。



入学式当日に、ナナミと2人で来た場所だ。



思えば私たち、龍ヶ崎にいる誰よりも付き合いが長いんだ。



まだ、高校1年の初夏だっていうのに。



カランカランと、相変わらず心地いい音色が響いて、茶色い扉を開く。



中はヒンヤリと涼しくて、後ろから見ているとナナミのにじんだ汗がひいていくようだった。

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