爆走★love boy2
どっこも悪くない私はあわてて元気がないフリをして、


「頭が痛いの……」


と、仮病をつかうハメになってしまった。



で、今。



樹先輩はニヤニヤしながら、ベッドの上に放り出されていたブラを手にとって眺めている。



というワケだ。



ちゃんと片付けとけばよかった。



そう後悔したって、もう遅い。



キラキラの下着の理由まで聞かれて、私はしどろもどろにいきさつを説明してしまったところだ。
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