爆走★love boy2
「ちょっとぉ、2人して黙秘するつもりぃ?」



ナナミの不満そうな声が響き、ユリナさんはそっと私の耳ともに口を近づけた。



「キスマーク、目立つわよ?」



「へっ!?」



慌てて首元に手をやる私。



でも待って?



首にはしるしはついてないはず。



あれほど体中を念入りに確認したんだもん。



見落としはない
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