恐怖の箱
「おいっ!!
皓太〜あそこの山行こうぜ」

その山は
昔、戦場となった城跡…

「しかもさぁ〜
2時にいかねぇ??」

2時…かぁ
肝試しにはちょっと遅くね?

もう少し早くても
良いような気がするんだけど…

「もうちょっと早い時間に行かない??」

「うわ〜皓太
ヘタレじゃんっ!!
小心者〜w」

ここまでは言われたら
俺のプライドが…

「いいじゃねぇか!行ってやるよ」

そうこの言葉を言わなければ…



今宵、恐怖のゲームが始まろうとしていた。
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