EXILE酷評
EXILEは歌詞が稚拙
EXILEを何故筆者が嫌いなのかと問われればまず、歌詞の稚拙さを挙げるだろう。
EXILEの楽曲をカラオケで他人が歌ったとき等いやいや聞くときがあるが、ここまで稚拙なものをよくぞプロとして世に出せたなとEXILEの品性を疑う時が大半である。
まず比喩や暗喩が少なく、語彙に乏しい。
そして何より、こういう俗語は好まないが歌詞が厨二病全開である。
いい年何だから、もう少しはダークサイドな部分を出してもいいいんじゃないか?
そもそも愛とはやはり性である。
異性愛、同性愛、両性愛、全性愛など愛には性が付き物だ。
つまるところ人間は性なくして愛はない。
愛を歌うなら、そのもう一面として性は必要ではないか?
暗喩でも比喩でも直接的にでも、性についての歌はあるのだろうか?
EXILEの歌詞には物事を多面的に見る所が抜けている。光があれば影もなくてはならないのに。
生きる事を歌うならやはり死はもう一面として必要である。
性とか死と言う人がタブー視する所を巧妙に避けているような気がしてやまない。
本当は人生において、詩において性と死は避けることの出来ない、許されないものなのではないか?
厨二病歌詞を聞いてると、そんな事を考える。
厨二病の歌詞は客引きのためなのではないかとさえ思えてくるのだ。
せっかく厨二病歌詞でごまんといる厨二病の若者を購買者にし、性や死を避けて離すことをしない。
これはビジネスモデルとしては成功であるが、作詞としては最悪である。

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