さよならの日々
とりあえず守備はみんなプロ級で


正直焦りを感じた。

なんだか自分だけ浮いているような気がした。


慎太郎はこのチームにいても何の違和感もない能力を持っている。


それに比べて俺は凡人だ。


そんな気持ちが焦りを呼び、また焦りが焦りを呼ぶ。


俺はどんどん深みへとはまっていった。
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