桜ノ籠 -サクラノカゴ-
「伽羅ちゃん」


大きくて、


あたたかい腕が、



私を包んだ。




「伽羅ちゃん、泣きたい時は、俺のここで泣けばいい。
話を聞いて欲しければ、幾らでも、どんな話でも俺が聞く。
俺は伽羅ちゃんの傍にいるし、幾らでも、伽羅ちゃんを待つから」



私を抱きしめる優しくて、力強い腕が、

青磁先生の優しくて、力強い言葉が、





私を包んだ。





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