桜ノ籠 -サクラノカゴ-

「これでも我慢してるんだけど?
深くキスしたら、強く抱きしめたら、
朝まで離したくなくなる」


艶めく低い声が私の耳元で甘く囁いた。


「…じゃあ…」


どうしようもなく、
惹き寄せられるから、


どうしようもないほど、

好きで、
好きで、


どうしたらいいかわからないほど、
愛しくて、


もっと、

もっと


近くにいきたいから



「……じゃあ、離さないで」






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