桜ノ籠 -サクラノカゴ-
ガバッ
と起き上がる、青磁さん。
広い肩幅と綺麗な鎖骨があらわになる。


途端にまた思い出す。

昨日、
青磁さんとーー……


なんて考えたら、
よけい顔が真っ赤になるのが、自分でもわかった。



「大変だ、伽羅。茜姉がきた!」

「は、はい!」


急にふられ、真っ赤な顔のまま、返事をする。



「ん?どうした?顔真っ赤だぞ、伽羅」


いや、だって……
青磁さんの体、綺麗だなー、とか思ったり、
伽羅、って呼ばれるのがくすぐったい感じがして……



「熱、あるのか?体、大丈夫か?」

心配そうに、おでこをくっつけ、熱を計る青磁さん。




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