心を失ったカノジョ
「心~朝だよ?いつまで寝てるのー?」
「……何時今?」
「早く急いだら、遅刻しないかな~ぁ」
そういつもこうして明日香の家に泊れないときは家に来て起こしに来てくれる。
それが私のスケジュールのひとつにもなっている。
校門の前まで来ると。ウフフと笑ってから私のそばを離れた。
何事かと思えば…アイツが私の前にいたから。
「学校来たんだな」
「………」
…………で?
「今日から本当にあういうことないから」
お前の本当は何度めで本当になる?
「嘘だとか思ってるだろ、本当だったら何かしゃべれ、約束な」
いい逃げしていかないで。
アイツにしゃべるもの、本当にならないのどちらにもしても私には都合のよいものではない。
「……何時今?」
「早く急いだら、遅刻しないかな~ぁ」
そういつもこうして明日香の家に泊れないときは家に来て起こしに来てくれる。
それが私のスケジュールのひとつにもなっている。
校門の前まで来ると。ウフフと笑ってから私のそばを離れた。
何事かと思えば…アイツが私の前にいたから。
「学校来たんだな」
「………」
…………で?
「今日から本当にあういうことないから」
お前の本当は何度めで本当になる?
「嘘だとか思ってるだろ、本当だったら何かしゃべれ、約束な」
いい逃げしていかないで。
アイツにしゃべるもの、本当にならないのどちらにもしても私には都合のよいものではない。